明治・大正編 概要 INTRODUCTION
『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』として明治・大正期の雑誌のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』として小学校・高等小学校で使用された国定国語科教科書、明治初期の理科教科書および布哇日本語学校で使用された『日本語読本』のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』として明治初期に刊行された主要な口語資料のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』として明治中期から大正末期の小説21作品(21著者)のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』として明治・大正期に刊行された『読売新聞』のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』として明治から大正期にかけて録音された落語(落語家23人による127作品)公開しています。
※長単位データは付与されていません。
雑誌 明治・大正編Ⅰ
概要
『明治・大正編Ⅰ雑誌』は、明治期から大正期までの各年代を代表する雑誌の一定の年数ごとの刊行分を収録しています。多様な記事ジャンルや著者層を有する雑誌を資料とし、現代語の確立に至るまでの書き言葉の様相を広く見渡し、文語体から口語体への移行といった近代語の変化を通時的に捉えられるように設計されています。
明治・大正編Ⅰ雑誌
「明治・大正編Ⅰ雑誌」に収録した雑誌名・刊行年(巻号)は以下のとおりです。
- 明六雑誌
1874年(第1号‐第25号)
1875年(第26号‐第43号)
- 東洋学芸雑誌
1881年(第1号‐第3号)
1882年(第4号‐第15号) -
- 国民之友
1887年(第1号‐第13号)
1888年(第14号‐第36号)
- 太陽
1895年(第1巻第1号‐第12号)
1901年(第7巻第1号‐第5号、第7号‐第10号、第12号‐第14号)
1909年(第15巻第1号‐第2号、第4号‐第6号、第8号、第10号‐第14号、第16号)
1917年(第23巻第1号‐第6号、第8号‐第10号、第12号‐第14号)
1925年(第31巻第1号‐第5号、第7号、第9号‐第14号)
- 女学雑誌
1894年(第387号‐第405号)
1895年(第406号‐第417号)
- 女学世界 1909年(第9巻第3号、第5号、第8号、第10号、第13号、第16号)
- 婦人倶楽部 1925年(第6巻第3号、第6号、第12号)
テキストの収録範囲
原則として雑誌各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。
- 表紙
- 目次・目録
- 刊記・識語
- 口絵や図表を中心とする記事
- 漢文や欧文からなる記事
- 前号の誤植等を訂正する記事
- 記事不掲載を謝罪する記事
- 雑誌の販売価格・販売方法、広告料等を告知する記事
- 広告
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
- 図表・挿絵・写真中のテキストとそのキャプション
- 漢文や欧文からなる段落
概要書・解説書・規程集
コーパスのテキストには、短単位形態論情報をはじめとして、雑誌・記事・作者等に関する情報が付与されており、コーパス検索アプリケーション「中納言」の検索結果から参照することができます。
利用に際しては、以下の本コーパスの概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの前身である4コーパスの仕様の詳細は以下のページからご参照ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。
利用に際しては、規程集もご一読のうえ、ご利用ください。
雑誌の原本画像とのリンク
「中納言」によるコーパスの検索結果では、以下の雑誌の原本画像とのリンクが表示され、原本を参照しながらコーパスを利用することができます。(『女学雑誌』『女学世界』『婦人倶楽部』の原本画像の参照はできません。ご注意ください。)
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(近藤明日子・間淵洋子・服部紀子・南雲千香子ほか)編(2019)『日本語歴史コーパス明治・大正編Ⅰ雑誌』(短単位データ 1.2,中納言バージョン 2.4.4)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#zasshi(2019年3月29日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#zasshi(2019年3月29日確認)
- 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』(短単位データ 1.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#zasshi
『日本語歴史コーパス 明治・大正編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ
開発担当者
- 近藤明日子 間淵洋子 服部紀子 南雲千香子 (プロジェクト非常勤研究員)
開発協力者
- 小木曽智信(教授) 田中牧郎(明治大学教授)
- 鴻野知暁(プロジェクトPDフェロー)
- 木川あづさ 中野淳子 若狭絢 堀麻美(技術補佐員)
- 梅田明日香 小川志乃 加藤文明子 髙橋雄太 仲村怜(作業協力者)
※ 肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)、JSPS科研費 JP15H01883「日本語歴史コーパスの多層的拡張による精密化とその活用」(2015-2019)および国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-)の成果の一部です。
教科書 明治・大正編Ⅱ
概要
●小学校教科書(国定読本)
明治36(1903)年、小学校令の改正により、小学校で使用される教科書は文部省において著作権を有するものに限るとする教科書の国定制度が確立され、国語科では明治37(1904)年から国定教科書が使用されました。国定国語科教科書は、国語教育を通して、文字言語としての言文一致体の完成と音声言語としての標準語の確立を目指して編集され、近代日本における標準語の確立・普及に大きく貢献した資料です。
「明治・大正編Ⅱ教科書」には、小学校*で使用された国定国語科教科書(第1期~第6期)と小学校に続く教育課程である高等小学校で使用された国定国語科教科書(第1期)を収録しています。
*本コーパスで「小学校」と呼ぶ教育課程は、実際には各時期の学校制度改革により「尋常小学校」→「国民学校初等科」→「小学校」と呼称が変遷しています。本コーパスではこれらをまとめて「小学校」と呼んでいます。
●明治初期理科教科書
2023年3月に、明治大学大学院国際日本学研究科田中牧郎研究室が開発した明治初期の理科教科書『物理階梯』『小学化学書』『初学人身窮理』のデータを、追加公開しました。このコーパスについては、明治初期理科教科書コーパスの解説書をご参照ください。
●ハワイ日本語教科書
2024年3月に、布哇教育会が編纂した『日本語読本』のデータを追加しました。ハワイでは、明治元(1868)年から日本人の移民がはじまり、明治26(1893)年には日本語学校が設立されました。当初は日本の国定国語教科書が使用されていましたが、大正4(1915)年に布哇教育会が発足し、独自の日本語教科書の編纂がはじまります。この時編纂された教科書は、大正6(1917)年から『日本語読本尋常科用』(全6巻)として使用が開始されます。この資料は、ハワイ日系社会がホスト社会へ適合する際に、どのような日本語教育方針をとったのかを知るための重要な資料と言えます。本コーパスでは、大正6(1917)年に使用が開始された教科書を、ハワイ日本語教科書第1期として収録しています。
収録教科書
小学校教科書(国定読本)
収録した小学校教科書(国定読本)の期(使用開始年)と教科書名とテキストの収録範囲は以下のとおりです。
- 小学校
第1期(1904年) 尋常小学読本 一~八
第2期(1910年) 尋常小学読本 巻一~十二
第3期(1918年) 尋常小学国語読本 巻一~十二
第4期(1933年) 小学国語読本尋常科用 巻一~十二
第5期(1941年) ヨミカタ 一~二/よみかた 三~四/初等科国語 一~八
第6期(1947年) こくご 一~四/国語 第三学年~第六学年
-
- 高等小学校
第1期(1904年) 高等小学読本 一~八
テキストの収録範囲
原則として教科書の各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
本コーパスの小学校教科書のデータは、『国定読本用語総覧 CD-ROM版』(国立国語研究所編、1997)を作成する際に用いられた本文のテキストデータを基礎としています。また、高等小学校教科書のデータは別途作成していた『高等小学読本』の形態論情報付きコーパス(近藤明日子・小木曽智信・加藤文明子(2010)「『高等小学読本』の形態論情報付きコーパス」『情報処理学会シンポジウム論文集(じんもんこん2010論文集)』2010:15、pp.189-194)のデータを基礎としています。本コーパスはこれら2つのデータを統合し、『日本語歴史コーパス』の設計に合わせて再構築したものです。
ハワイ日本語教科書
収録したハワイ日本語教科書の期(使用開始年)と教科書名は以下のとおりです。
- ハワイ日本語学校
第1期(1917年) 日本語読本尋常科用巻一~六
テキストの収録範囲
原則として教科書の各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
- 図表・挿絵中のテキストとそのキャプション
- 英語で書かれたテキスト
ハワイ日本語教科書第1期は、筑波大学附属図書館の蔵本を底本とし、2022年8月30日に「日本語読本 尋常科用[布哇教育会第1期]」6巻分」として公開した全文テキストデータを基礎としています。
概要書・規程集
コーパスのテキストには、短単位形態論情報のほか、期・学年などに関する情報が付与されており、コーパス検索アプリケーション「中納言」の検索結果から参照することができます。
利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規定集に基づいて付与されています。規定集もご一読のうえ、ご利用ください。
教科書の原本画像とのリンク
「中納言」によるコーパスの検索結果では、以下の教科書の原本画像とのリンクが表示され、原本を参照しながらコーパスを利用することができます。(小学校国語科教科書の第2期~第6期、および布哇教育会編纂『日本語読本』の原本画像は参照できません。ご注意ください。)
- ・小学校国語科教科書(第1期) 国立国語研究所蔵本『尋常小学読本』画像
- ・高等小学校国語科教科書(第1期) 国立国語研究所蔵本『高等小学読本』画像
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(服部紀子・間淵洋子・近藤明日子・ヤロシュ島田むつみ・竹内綾乃・髙橋雄太・田中牧郎ほか)編(2024)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』(短単位データ1.2,中納言バージョン2.7.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#kyokasho (2024年4月1日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2024)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#kyokasho(2024年4月1日確認)
- 国立国語研究所(2024)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』(短単位データ1.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#kyokasho
『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ -明治・大正編Ⅱ教科書-
開発担当者
- 服部紀子(プロジェクト非常勤研究員)
- 間淵洋子(特任助教)
-
- 近藤明日子(プロジェクト非常勤研究員)
- ヤロシュ島田むつみ(プロジェクト非常勤研究員)
- 竹内綾乃(プロジェクト非常勤研究員)
開発協力者
- 小木曽智信 高田智和(教授)
- 松崎安子(プロジェクトPDフェロー)
- 河瀬彰宏 南雲千香子 髙橋雄太(プロジェクト非常勤研究員)
- 木川あづさ 中野淳子 坂東諒 若狭絢 黄秀智(技術補佐員)
- 梅田明日香 加藤文明子 十河則子 小川志乃(作業協力者)
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」、国立国語研究所共同研究プロジェクト「開かれた共同構築環境による通時コーパスの拡張」の成果の一部です。
明治初期口語資料 明治・大正編Ⅲ
概要
『明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』は、明治初期刊行の主要な口語体資料を収録したコーパスです。収録した資料は、当時の話し言葉や、明治・大正期に拡大・定着した口語体(言文一致体)の初期の姿を知る上で重要なものとされています。
収録作品と底本
- 『交易問答』
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 巻之上1001796059、巻之下1001795879)
- 『安愚楽鍋』初編/二編/三編
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 508979)
- 『開化のはなし』
底本: 国立国語研究所蔵本(資料ID: 1002377834)
- 『文明開化』初編/二編
底本: 国立国語研究所蔵本(資料ID: 初編上巻1002378071、初編下巻1002378089、二編上巻1001169331、二編下巻1001169364)
- 『よりあひばなし』初編
底本: 国立国語研究所蔵本(資料ID: 初編上巻1001946472、初編下巻1001946506)
- 『百一新論』
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 418333)
- 『開化問答』初編/二編
底本: 国立国語研究所蔵本(資料ID: 初編巻上1001168077、初編巻下1002377891、二編巻上1002377909、二編巻下1002377917)
- 『明治の光』
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 448897)
- 『文明田舎問答』初編
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 448877)
- 『民権自由論』
底本: 国立国会図書館所蔵本(書誌ID: 437742)
- 『春秋雑誌会話篇』(『会話篇』第3部)
底本: 早稲田大学図書館所蔵本(請求記号: 文庫08 C0763 1-2)
※収録作品の詳細については、本コーパスの
概説書をご覧ください。
テキストの収録範囲
各作品の底本の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
- 挿絵・表に付属するテキスト
- 漢文や欧文からなる段落
概説書・解説書・規程集
本コーパスの利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。利用に際しては、規程集もご一読のうえ、ご利用ください。
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(近藤明日子・市村太郎・常盤智子ほか)編(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』(短単位データ0.9)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shokikogo (2021年3月XX日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shokikogo(2021年3月XX日確認)
- 国立国語研究所(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』(短単位データ0.9)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shokikogo
『日本語歴史コーパス 明治・大正編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ
開発担当者
- 近藤明日子(国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員/明治大学研究推進員)
- 市村太郎(常葉大学講師/元国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員)
- 常盤智子(白百合女子大学教授)
開発協力者
- 小木曽智信(教授) 田中牧郎(明治大学教授) 高田智和(准教授)
- 髙橋雄太 堀麻美(技術補佐員)
- 大久保歩美(作業協力者)
※ 肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-)、JSPS科研費JP15H01883「日本語歴史コーパスの多層的拡張による精密化とその活用」(2015-2019)、JSPS科研費JP17K02786「英学資料のテキストデータ化に関する研究」(2017-2020)の成果の一部です。
近代小説 明治・大正編Ⅳ
概要
近代小説は、西洋の思想や文化を取り入れた文明開化の影響下で生まれた、新しい文体によって記された文学作品群であり、近代を象徴する言語の変化である言文一致を研究する上で欠かすことのできない資料です。また、語彙・文体・表記など、あらゆる研究分野における近代語の研究で取り上げられてきた実績と歴史を持つ重要な資料です。
収録作品と底本
本コーパスに収録した小説は、次の21作品です。
- 二葉亭四迷『浮雲』(1887年)
- 森鴎外『舞姫』(1890年)
- 幸田露伴『五重塔』(1891年)
- 樋口一葉『たけくらべ』(1895年)
- 広津柳浪『今戸心中』(1896年)
- 国木田独歩『武蔵野』(1898年)
- 徳富蘆花『思出の記』(1900年)
- 泉鏡花『高野聖』(1900年)
- 夏目漱石『吾輩は猫である』(1905年)
- 田山花袋『蒲団』(1907年)
- 正宗白鳥『何処へ』(1909年)
- 有島武郎『或る女』(1911年)
- 徳田秋声『あらくれ』(1915年)
- 永井荷風『腕くらべ』(1916年)
- 佐藤春夫『田園の憂鬱』(1918年)
- 宇野浩二『蔵の中』(1919年)
- 志賀直哉『暗夜行路』(1921年)
- 瀧井孝作『無限抱擁』(1921年)
- 宮本百合子『伸子』(1924年)
- 梶井基次郎『檸檬』(1925年)
- 川端康成『伊豆の踊子』(1926年)
※収録作品の選定方法や収録範囲、コーパステキストの底本の詳細については、本コーパスの
「『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』(短単位データ1.0)概説書」をご覧ください。
テキストの収録範囲
原則として書籍の各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。
- 表紙
- 目次
- 奥付
- 前書き・はしがき・序文(作品の内容と関係のないもの)
- 後書き
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
なお、各作品の収録範囲については、詳しくは、「『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』(短単位データ1.0)概説書」をご覧ください。
概要書・規程集
本コーパスの利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。規程集もご一読のうえ、ご利用ください。
原本画像とのリンク
「中納言」によるコーパスの検索結果では、原本画像が公開されている10作品について、国立国会図書館デジタルコレクションの原本画像を参照しながらコーパスを利用することができます。(21作品のうち、原本画像が公開されていない11作品は参照できません。ご注意ください。また、公開されている画像は一部欠損などがあるほか、書き込みや破れによって見えにくい部分があることを、予めご了承ください。)
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(髙橋雄太・服部紀子ほか)編(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』(短単位データ1.0,中納言バージョン2.5.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shosetsu (2021年4月1日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shosetsu(2021年4月1日確認)
- 国立国語研究所(2021)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』(短単位データ1.0)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shosetsu
『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅳ近代小説』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ -明治・大正編Ⅳ近代小説-
開発担当者
開発協力者
- 小木曽智信(教授) 間淵洋子(特任助教)
- 近藤明日子(プロジェクト非常勤研究員)
- 中野淳子 仲村怜 坂東諒(技術補佐員)
- 渥美真紀 小川志乃 三浦さつき(作業協力者)
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」の成果の一部です。
新聞 明治・大正編Ⅴ
概要
明治時代以降に発達したメディアである新聞は、その初期では知識層向けの大新聞と教育を受けない庶民層向けの小新聞の二系統に分かれており、本サブコーパスは、小新聞として創刊された『読売新聞』の明治・大正期のデータをコーパス化したものです。初期の『読売新聞』は平易な文章や振り仮名を用いて書かれるなど大衆メディアの特徴を持ち幅広い読者層に日常的・継続的に読まれた重要な言語資料あるとともに、「中新聞」化に伴う文体変化を遂げた、近代における文体変化の一端を捉えることのできる資料でもあります。
資料と収録範囲
読売新聞
- 1875年 5月2、3、4、5、7、8、9日 11月2、4、5、7、8、9、10日
- 1881年 5月2、4、5、6日 11月2、4、5、6日
- 1887年 5月3、4、5、6日 11月2、4、5、6日
- 1895年 5月2日 11月2、3日
- 1901年 5月2、3日 11月2日
- 1909年 5月2日 11月2日
- 1917年 5月2日 11月2日
- 1925年 5月2日 11月2日
テキストの収録範囲
原則として各号の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの収録対象外としました。
- 広告
- 固有名詞(人名・地名)や数値の羅列を中心とする記事(叙任・辞令、スポーツの試合結果・株式の取引結果など)
また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。
概要書・規程集
本コーパスの利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。規程集もご一読のうえ、ご利用ください。
原本画像とのリンク
「中納言」によるコーパスの検索結果では、読売新聞記事データベース「ヨミダス歴史館」の原本画像とのリンクが表示され、原本を参照しながらコーパスを利用することができます。なお、閲覧には「ヨミダス歴史館」との別途契約が必要となります。ご注意ください。
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(仲村怜・髙橋雄太・間淵洋子ほか)編(2023)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』(短単位データ0.8)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shinbun(2023年3月31日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2023)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shinbun (2023年3月31日確認)
- 国立国語研究所(2023)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』(短単位データ0.8)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#shinbun
『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅴ新聞』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ -明治・大正編Ⅴ新聞-
開発担当者
- 仲村怜 髙橋雄太(プロジェクト非常勤研究員)
- 間淵洋子(和洋女子大学准教授/元国立国語研究所特任助教)
開発協力者
- 小木曽智信(教授) 近藤明日子(特任助教)
- 坂東諒 堀麻美(技術補佐員)
- 土屋葵 西部みちる 田中未南 菅野倫匡 星川睦 蝦名翠 木川あづさ 大島英之 小池俊希 阿達藍留
重村ことね 田川香里 山田彩貴 十河則子 小川志乃 三浦さつき(作業協力者)
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」、JSPS科研費16J08872「コーパスを利用した近現代漢語の表記・語法の多様性に関する計量的・通時的研究」(代表:間淵洋子、2016-2018)、JSPS科研費20K13060「新語彙定着期の言語変化―コーパスに基づく通時的語彙研究の実践」(代表:間淵洋子、2020-2023)の成果の一部です。
落語SP盤 明治・大正編Ⅵ
概要
『日本語歴史コーパス明治・大正編VI落語SP盤』は近世から連続する話し言葉の資料としての価値を持つものです。本コーパスは、金澤裕之・矢島正浩編(2019)『SP盤落語レコードがひらく近代日本語研究』(笠間書院)で扱われた作品を対象としており、東京の76作品(落語家13人)、大阪の51作品(落語家10人)の約8.5万短単位を収録しています。「中納言」の検索結果から、検索語を含んだ前後10秒程度の音声情報を聞くことができます。
本文と収録作品
本文
「明治・大正編Ⅵ 落語SP盤」の本文は金澤裕之・矢島正浩編(2019)で文字化されたデータを基礎としつつ、音声データのノイズを可能な範囲で取り除く処理を施し、それに基づいて適宜修正を加え本文としました。
東京
- 三遊亭圓遊
英国グラモホン:野ざらし/成田小僧/菅原息子/寿司屋の噺/地獄めぐり/郭巨の釜の唄/湯屋番の鼻唄/
裁判の噺
米国コロムビア:太鼓の当込/地獄旅行/山号寺号
- 柳亭左楽
独逸ベガ:地口
- 柳家小さん
英国グラモホン:豊竹屋/小言幸兵衛/みかんや/浮世風呂/葛の葉抜裏/九年母
独逸ベガ:二階ぞめき/出入帳
独逸ライロフォン:浮世風呂/豊竹屋/生酔/粗忽長屋/花色木綿/嘘つき/鉄砲弥八/山号寺号/六尺棒/
夜鳴きうどん/成田屋息子
日米蓄音器商会:浮世風呂/高砂屋/千早振
ニッポノホン:うどんや
- 朝寝坊むらく
英国グラモホン:塩原多助伝/士族の商法/角力将棋の噺/田舎下男/書生幽霊
独逸ベガ:世辞の悪い権助
- 三遊亭圓右
英国グラモホン:アズサメ/向嶋/仏教の笑/芝居噺楽屋の穴
独逸ライロフォン:まくらや/動物園もぐら芝居/焙じ茶/掛取万歳
ツバメ印ニットー:鍋草履
- 三遊亭小遊三
英国グラモホン: 音曲入噺ヅッコケ/雷獣鍋
米国ビクター:菅原息子
- 古今亭志ん生
アメリカン:昔話田舎者
- 蝶花樓馬楽
英国グラモホン:長屋の花見/寿限無
- 橘家圓蔵
独逸ベガ:吉原一口噺/昔の三題噺大根売
- 橘家圓喬
英国グラモホン:菖蒲売の噺/曽我打丸小噺/大学/手と足の喧嘩/三題咄佃嶋ほか/角力の噺/柿と栗の喧嘩
独逸ベガ:魚売人/付焼刃/癖
- 三遊亭小圓遊
米国コロムビア:素人車
- 柳家小せん
独逸グラモフォン:専売
- 快楽亭ブラック
英国グラモホン:孝子の人情噺/蕎麦屋の笑/風土言葉の噺/待身音曲入滑稽噺/滑稽芝居稲川の噺/江戸東京時代の噺/英日結婚の噺
大阪
- 曽呂利新左衛門
米国コロムビア:馬部屋/サツマ県のおまわり/湯屋
米国ビクター:盲目提灯/後へ心がつかぬ/鋲泥棒/恵美須小判
独逸ライロフォン:日と月の下界旅行/動物博覧会/絵手紙
- 桂文枝
独逸ライロフォン:近江八景/小噺/たん医者/近日息子
- 桂文團治
米国ビクター:倹約の極意/芝居の小噺
旧ツバメ印ニットー:四百ブラリ
- 桂文三
米国コロムビア:天神橋/滑稽日露戦争の噺/漆山角力の噺/善は急げ
米国ビクター:学者と魚売人/豊竹屋節右衛門
ミカド:写真屋
- 桂枝雀
米国コロムビア:亀屋左兵衛/蛸と猫
ローヤル:蛸の手/嫌い嫌い坊主/煙管返し/芋の地獄/いびき車
旧ツバメ印ニットー:さとり坊主
- 桂枝太郎
ニッポノホン:雷の褌
- 林家染丸
ツバメ印ニットー:日和違い/親子酒/電話の散財
- 桂文雀
ニッポノホン:長屋議会/口あい小町
ハト印東亜:狐釣り/滑稽女子大学
- 笑福亭松鶴
米国ビクター:一枚起請/魚づくし/竹の子(筍手討)/平の蔭/愛宕参り
ローヤル(ニッポノホン):神戸飛脚
ヒコーキ(合同):やいと丁稚
旧オリエント:浮世床
旧内外:天王寺名所/理屈あんま
- 桂米團治
金鳥印・特許レコード:大安売り/ぬの字鼠
テキストの収録範囲
原則として全ての音声を収録対象としています。ただし、録音の音声が極端に低く、聞き取りが不可能であった箇所はコーパスの対象範囲外としました。
音声出典
音声の出典は、次の通りです。
- SP盤貴重音源 岡田コレクション「学術研究用デジタル音源集」日外アソシエーツ株式会社
概説書・解説書・規程集
本コーパスの利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。利用に際しては、規程集もご一読のうえ、ご利用ください。
本コーパスで対象とした作品の選択に際しては以下を参考としています。
- ●金澤裕之・矢島正浩編(2019)『SP盤落語レコードがひらく近代日本語研究』(笠間書院)
ご利用にあたって
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
- 国立国語研究所(服部紀子・松崎安子ほか)編(2022)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』(短単位データ1.0)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#rakugo(2022年10月31日確認)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
- 国立国語研究所(2022)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#rakugo(2022年10月31日確認)
- 国立国語研究所(2022)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』(短単位データ1.0)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/meiji_taisho.html#rakugo
『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅵ落語SP盤』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
開発スタッフ -明治・大正編Ⅵ落語SP盤-
開発担当者
開発協力者
- 小木曽智信(教授) 近藤明日子(特任助教)
- 石本祐一(特任助教) 西川賢哉(プロジェクト非常勤研究員) 中村壮範(特任専門職員)
- 小川志乃 三浦さつき(作業協力者)
データ提供
- 金澤裕之(目白大学教授) 矢島正浩(愛知教育大学教授)
岡田則夫(SPレコード研究家)
※ 肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-2022)、および「開かれた共同開発環境による通時コーパスの拡張」(2022-)の成果の一部です。