国立国語研究所
 
 

平安時代編 概要 INTRODUCTION

『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学』として仮名文学作品16作品のデータを、『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』として西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点訓読文(巻一部分)のデータを、『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』として平安中後期の『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来』『尾張国解文』のデータを公開しています。

仮名文学 平安時代編Ⅰ

本文

収録作品

  • 古今和歌集
  • 土佐日記
  • 竹取物語
  • 伊勢物語
  • 落窪物語
  • 大和物語
  • 枕草子
  • 源氏物語
  • 紫式部日記
  • 和泉式部日記
  • 平中物語
  • 堤中納言物語
  • 更級日記
  • 讃岐典侍日記
  • 蜻蛉日記
  • 大鏡

概要書・規程集

利用に際しては、以下をご一読のうえ、ご利用ください。

また、ver.202210にて、話者情報が実装されました。この詳細については、次の解説書をご参照ください。

  •  ● 『「日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学」新しい話者情報について』
  • ジャパンナレッジ『新編 日本古典文学全集』へのリンク

    『日本語歴史コーパス 平安時代編』からジャパンナレッジ『新編 日本古典文学全集』(小学館)へのリンクを実現しました。
    コーパス検索アプリケーション「中納言」における『日本語歴史コーパス平安時代編』の検索結果の用例リストから、その用例の存在する『新編 日本古典文学全集』の当該ページの本文、現代語訳、注釈が、直接参照できるようになりました。コーパスによる古典語の分析を、現代語訳や注釈を参照しながら行うことができます。

    ご利用にあたって

    本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

    • 国立国語研究所(冨士池優美・須永哲矢・池上尚・竹内綾乃ほか)編(2023)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学』(短単位データ 1.3 / 長単位データ 1.3,中納言バージョン 2.7.1)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanabungaku(2023年3月31日確認)

    ※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

    • 国立国語研究所(2023)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanabungaku(2023年3月31日確認)
    • 国立国語研究所(2023)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学』(短単位データ 1.3 / 長単位データ 1.3)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanabungaku

    『日本語歴史コーパス 平安時代編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

    開発スタッフ ‐平安時代編Ⅰ仮名文学‐

      開発担当者

    • 冨士池優美 須永哲矢 池上尚 竹内綾乃(プロジェクト非常勤研究員)
      開発協力者

    • 小木曽智信(准教授) 田中牧郎(国立国語研究所客員教授/明治大学教授) 近藤泰弘(国立国語研究所客員教授/青山学院大学教授)
    • 鴻野知暁(プロジェクトPDフェロー)
    • 河瀬彰宏(プロジェクト非常勤研究員)
    • 岡本祐子 瀧田裕子 片山久留美 渡邉あゆみ(技術補佐員)
    • 岩佐美紀 稲見知華 岡祐里 戸高瑞季 間仁田英里咲 藤原知樹(作業協力者)

    ※肩書きは開発当時のものです。

    このコーパスは、共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-2022)、および「開かれた共同開発環境による通時コーパスの拡張」(2022-)の成果の一部です。

    訓点資料 平安時代編Ⅱ

    概要

    訓点資料とは、漢籍・仏典等の漢文で書かれた文章に、仮名やヲコト点・返り点等の符号を付して、日本語の語法にそった読み下し方を示しているものです。訓点資料には仮名文学作品とは異なる語彙・語法が用いられており、当時の日本語の多様性に知る上で欠かせない資料です。
    「平安時代編Ⅱ訓点資料」には、平安期の訓点資料の中でも特に重要な西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点の巻一の訓読文を収録しました。残存資料の多くない9世紀前半の日本語の姿を伝え、上代語の消長や中古以降の日本語の発生の形跡を留める貴重な資料です。

    収録資料

    • 西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点 巻一

    本文と収録範囲

    本文

    西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点は、独自に作成した訓読文を本文としています。訓読文の作成にあたっては、以下の資料を参考にしました。

    • 春日政治(1942)『西大寺本金光明最勝王経古点の国語学的研究』(岩波書店)
      ※『春日政治著作集 別巻』(勉誠社、1985)に拠る。
    • 総本山西大寺(編)(2013)『国宝 西大寺本 金光明最勝王経 天平宝字六年百済豊虫願経』(勉誠出版)

    収録範囲

    原則として、西大寺本『金光明最勝王経』巻一のすべての漢文およびそこに付与された訓点(平安初期点)に基づいて訓読文を作成しコーパス本文としています。ただし、次の文書要素は訓読文作成の対象範囲外としました。

    • 外題
    • 奥書
    • 巻末の字音注
    • 漢文や漢字仮名交じり文による注記

    また、作成した訓読文のうち、次のものはコーパス収録対象からは除外しました。

    • 異訓(ひとつの漢文に対して複数の読み方が記されている箇所の、優先度が最も高い読み以外のもの)

    解説書・規程集

    本コーパスの利用に際しては、以下の解説書をご参照ください。

    本コーパスの短単位形態論情報は以下の規程集に基づいて付与されています。

    ご利用にあたって

    本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

    • 国立国語研究所(柳原恵津子・近藤明日子ほか)編(2022)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』(短単位データ0.4,中納言バージョン 2.5.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kunten(2022年4月1日確認)

    ※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

    • 国立国語研究所(2022)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kunten(2022年4月1日確認)
    • 国立国語研究所(2022)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』(短単位データ0.4)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kunten

    『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

    開発スタッフ ‐平安時代編Ⅱ訓点資料‐

      開発担当者

    • 柳原恵津子(プロジェクト非常勤研究員) 近藤明日子(特任助教)

      開発協力者

    • 高田智和(教授) 小木曽智信(教授)
    • 間淵洋子(特任助教)
    • 鴻野知暁(東京大学助教)
    • 佐伯俊源(種智院大学教授)
    • 高山倫明(九州大学教授)
    • 田中草大(京都大学講師)
    • 月本雅幸(東京大学名誉教授)

    ※肩書きは開発当時のものです。

    このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-2022)JSPS科研費18H00674「訓点資料訓読文コーパスの構築と古代日本語史研究の革新」(2018-2021)人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「異分野融合による総合書物学」国立国語研究所ユニット「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」(2016-2022)の成果の一部です。

    関連データ

    本コーパスのほかに、西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点巻一訓読文のデータとして以下のものがあります。御参照ください。

    漢文系資料 平安時代編Ⅲ

    概要

    「平安時代編Ⅲ漢文系資料」は、平安中後期に成立したカタカナ交じり文および和化漢文資料を対象とし、信頼できる翻刻文を底本として漢字平仮名交じりテキストを作成し、コーパス化したものです。『日本語歴史コーパス 平安時代編』の和文資料および漢文訓読文資料に続くものとして、今回の公開では、カタカナ交じり文および和化漢文資料を初めて収録しました。
    本編には、『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来(高山寺本古往来院政期点)』と『尾張国解文(真福寺本尾張国解文正中二年点)』のデータを収録しています。これらは説教・往来物・文書という多様な資料ジャンルに属していますが、いずれも漢文に和文の要素が混在する文体を特徴としています。当時の日本語書き言葉の実態を把握するうえで、重要な資料群となります。

    収録資料

    本文

    本編では、原漢文とそれに加点された訓点に基づき作成された翻刻文を底本とし、漢字ひらがな交じり文で訓読文を作成し、それをコーパステキストとしました。コーパステキストの作成にあたっては、『法華百座聞書抄』については小林(編)(1975)を、『高山寺本古往来』については高山寺典籍文書綜合調査團(編)(1972)を、『尾張国解文』については主に宇都宮(2000)訓読文を参照しており、適宜公開されているカラー写真も参考にしました。一部テキストの校訂や語形の認定を独自に行っています。参考資料は以下の通りです。

    • 小林芳規(編)(1975)『法華百座聞書抄総索引』(武蔵野書院)
    • 高山寺典籍文書綜合調査團(編)(1972)『高山寺本古往来 表白集』(東京大学出版会)
    • 宇都宮睦男(2000)「真福寺宝生院蔵尾張国解文正中二年点訓読文」『日本文化論叢』8
    • 愛知県史編さん委員会(編)(2009)『愛知県史 資料編7(古代2)』愛知県
    • 早稲田大学図書館古典籍総合データベース「尾張国郡司百姓等解文」

    収録作品

    • 『法華百座聞書抄』
    • 『高山寺本古往来(高山寺本古往来院政期点)』
    • 『尾張国解文(真福寺本尾張国解文正中二年点)』

    収録範囲

    原則として、参考資料にある翻刻文に基づき、『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来』『尾張国解文』の内容を訓読文として作成し、これをコーパステキストとしました。ただし、次の文書要素は訓読文作成の対象範囲外としました。

    法華百座聞書抄

    • 経文

    尾張国解文

    • 後文(題)
    • 奥書
    • 巻首見返後筆

    解説書・規程集

    本コーパスの利用に際しては、以下の解説書をご参照ください。

    本コーパスの短単位形態論情報は以下の規程集に基づいて付与されています。

    底本/参考画像および作者情報へのリンク

    コーパス検索アプリケーション「中納言」上の『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』の検索結果の一部の用例から、参考リンクの画像を参照できます。
    現在参照可能なのは、『尾張国解文』冒頭の内題・副題および第一条前半の一部です。真福寺本ではこれらの内容が欠落しているため、これらの部分については早稲田大学古典籍総合データベース所収のカラー画像を参照しており、リンクを掲載しています。

    ご利用にあたって

    本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

    • 国立国語研究所(山本久・呉子凡ほか)編(2026)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』(短単位データ0.9,中納言バージョン 2.7.2)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanbun(2026年3月4日確認)

    ※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

    • 国立国語研究所(2026)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanbun(2026年3月4日確認)
    • 国立国語研究所(2026)『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』(短単位データ0.9)https://clrd.ninjal.ac.jp/chj/heian.html#kanbun

    『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

    開発スタッフ ‐平安時代編Ⅲ漢文系資料‐

      開発担当者

    • 山本久(プロジェクト非常勤研究員)
    • 呉子凡(プロジェクト非常勤研究員)

      開発協力者

    • 小木曽智信(教授)
    • 鴻野知暁(大阪大学講師)
    • 田中牧郎(明治大学教授)
    • 高橋雄太(国立国語研究所特任助教)
    • 田中草大(京都大学准教授)
    • 河瀬彰宏(同志社大学准教授)
    • 山本真吾(白百合女子大学教授)

    • 久保柾子(国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員)
    • 野田高広(国立国語研究所コーパス開発センター非常勤研究員)

    • 小野明日香 外村瑠里(作業協力者)

    ※肩書きは開発当時のものです。

    このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「開かれた共同構築環境による通時コーパスの拡張」(2022-)JSPS科研費25H01243「歴史知識辞書(ナレッジベース)の構築」(2025-2030)日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(B)「和漢の両系統を統合する平安・鎌倉時代語コーパス構築のための語彙論的研究」(2012-2015 研究課題番号:24320086 研究代表者:田中牧郎)の成果の一部です。

 
 
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日本語をはじめとする言語を分析するための基礎資料として、書き言葉や話し言葉の資料を体系的に収集し、研究用の情報を付与したものです。