『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅰ仮名文学』として仮名文学作品16作品のデータを、『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』として西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点訓読文(巻一部分)のデータを、『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』として平安中後期の『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来』『尾張国解文』のデータを公開しています。
利用に際しては、以下をご一読のうえ、ご利用ください。
また、ver.202210にて、話者情報が実装されました。この詳細については、次の解説書をご参照ください。
『日本語歴史コーパス 平安時代編』からジャパンナレッジ『新編 日本古典文学全集』(小学館)へのリンクを実現しました。
コーパス検索アプリケーション「中納言」における『日本語歴史コーパス平安時代編』の検索結果の用例リストから、その用例の存在する『新編 日本古典文学全集』の当該ページの本文、現代語訳、注釈が、直接参照できるようになりました。コーパスによる古典語の分析を、現代語訳や注釈を参照しながら行うことができます。
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
『日本語歴史コーパス 平安時代編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)、「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-2022)、および「開かれた共同開発環境による通時コーパスの拡張」(2022-)の成果の一部です。
訓点資料とは、漢籍・仏典等の漢文で書かれた文章に、仮名やヲコト点・返り点等の符号を付して、日本語の語法にそった読み下し方を示しているものです。訓点資料には仮名文学作品とは異なる語彙・語法が用いられており、当時の日本語の多様性に知る上で欠かせない資料です。
「平安時代編Ⅱ訓点資料」には、平安期の訓点資料の中でも特に重要な西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点の巻一の訓読文を収録しました。残存資料の多くない9世紀前半の日本語の姿を伝え、上代語の消長や中古以降の日本語の発生の形跡を留める貴重な資料です。
西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点は、独自に作成した訓読文を本文としています。訓読文の作成にあたっては、以下の資料を参考にしました。
原則として、西大寺本『金光明最勝王経』巻一のすべての漢文およびそこに付与された訓点(平安初期点)に基づいて訓読文を作成しコーパス本文としています。ただし、次の文書要素は訓読文作成の対象範囲外としました。
また、作成した訓読文のうち、次のものはコーパス収録対象からは除外しました。
本コーパスの利用に際しては、以下の解説書をご参照ください。
本コーパスの短単位形態論情報は以下の規程集に基づいて付与されています。
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅱ訓点資料』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-2022)、JSPS科研費18H00674「訓点資料訓読文コーパスの構築と古代日本語史研究の革新」(2018-2021)、人間文化研究機構広領域連携型基幹研究プロジェクト「異分野融合による総合書物学」国立国語研究所ユニット「表記情報と書誌形態情報を加えた日本語歴史コーパスの精緻化」(2016-2022)の成果の一部です。
本コーパスのほかに、西大寺本『金光明最勝王経』平安初期点巻一訓読文のデータとして以下のものがあります。御参照ください。
「平安時代編Ⅲ漢文系資料」は、平安中後期に成立したカタカナ交じり文および和化漢文資料を対象とし、信頼できる翻刻文を底本として漢字平仮名交じりテキストを作成し、コーパス化したものです。『日本語歴史コーパス 平安時代編』の和文資料および漢文訓読文資料に続くものとして、今回の公開では、カタカナ交じり文および和化漢文資料を初めて収録しました。
本編には、『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来(高山寺本古往来院政期点)』と『尾張国解文(真福寺本尾張国解文正中二年点)』のデータを収録しています。これらは説教・往来物・文書という多様な資料ジャンルに属していますが、いずれも漢文に和文の要素が混在する文体を特徴としています。当時の日本語書き言葉の実態を把握するうえで、重要な資料群となります。
本編では、原漢文とそれに加点された訓点に基づき作成された翻刻文を底本とし、漢字ひらがな交じり文で訓読文を作成し、それをコーパステキストとしました。コーパステキストの作成にあたっては、『法華百座聞書抄』については小林(編)(1975)を、『高山寺本古往来』については高山寺典籍文書綜合調査團(編)(1972)を、『尾張国解文』については主に宇都宮(2000)訓読文を参照しており、適宜公開されているカラー写真も参考にしました。一部テキストの校訂や語形の認定を独自に行っています。参考資料は以下の通りです。
原則として、参考資料にある翻刻文に基づき、『法華百座聞書抄』『高山寺本古往来』『尾張国解文』の内容を訓読文として作成し、これをコーパステキストとしました。ただし、次の文書要素は訓読文作成の対象範囲外としました。
本コーパスの利用に際しては、以下の解説書をご参照ください。
本コーパスの短単位形態論情報は以下の規程集に基づいて付与されています。
コーパス検索アプリケーション「中納言」上の『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』の検索結果の一部の用例から、参考リンクの画像を参照できます。
現在参照可能なのは、『尾張国解文』冒頭の内題・副題および第一条前半の一部です。真福寺本ではこれらの内容が欠落しているため、これらの部分については早稲田大学古典籍総合データベース所収のカラー画像を参照しており、リンクを掲載しています。
本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)
※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。
『日本語歴史コーパス 平安時代編Ⅲ漢文系資料』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。
※肩書きは開発当時のものです。
このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「開かれた共同構築環境による通時コーパスの拡張」(2022-)、JSPS科研費25H01243「歴史知識辞書(ナレッジベース)の構築」(2025-2030)、日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(B)「和漢の両系統を統合する平安・鎌倉時代語コーパス構築のための語彙論的研究」(2012-2015 研究課題番号:24320086 研究代表者:田中牧郎)の成果の一部です。