言語資源ワークショップ2024:プログラム(簡易版)

  • 参加に際しては、参加登録が必要です(参加費無料)

  • 発表番号の末尾に「s」のついている発表は「言語資源ワークショップ:優秀発表賞」の対象となっています。

  • 口頭発表の時間は1件あたり25分(発表20分+質疑応答5分)です。

  • インタラクティブセッションはセッション冒頭の発表紹介が1分、 ブレイクアウトルームに分かれた後の持ち時間は1件あたり20分(交替時間を含む)です。

各発表時間や休憩時間についてはこちらをご確認ください。
タイムテーブル



■ 1日目:08月28日(水)



8月28日(水)オープニング

時間:09:20〜09:30
場所:Zoom



8月28日(水)口頭発表(1)

時間:09:30〜10:45
場所:Zoom

o01:会話データにおける「文の包摂」の出現状況

発表者:泉大輔(立教大学)

o02:中間言語対照分析(CIA)のためのI-JASダウンロードデータの加工―I-JAS for CIAの整備―

発表者:石川慎一郎(神戸大学)

o03:日本語日常会話コーパスにおける推量副詞とモダリティ形式の働き

発表者:Irena Srdanovic (イレーナ・スルダノヴィッチ)(Juraj Dobrila University of Pula(ユライ・ドブリラ大学プーラ))



8月28日(水)口頭発表(2)

時間:10:55〜12:10
場所:Zoom

o04s:カタカナ語の意味分類に対する大規模言語モデルの有効性検証

発表者:小滝主紀(茨城大学院理工学研究科)、佐々木稔(茨城大学工学部)

o05s:和語動詞が前接する「化」の使用動態について:新語「見える化」を中心に

発表者:谷口悠(同志社大学大学院文学研究科)

o06s:漢語動名詞を含む名詞節の構造パターンの分析-BCCWJデータに基づいて-

発表者:陳迪(神戸大学大学院)



8月28日(水)招待講演(1)

言語資源とAI

時間:13:00〜14:00   場所:Zoom
発表者:橋田浩一(理化学研究所)



8月28日(水)口頭発表(3)

時間:14:10〜15:50
場所:Zoom

o07s:『中国語動画音声コーパス』の構築 ──複数モダリティによる正確な書き起こしを目指して──

発表者:篠崎秀紀(大阪大学人文学研究科)、于拙 (大阪大学人文学研究科)、陳宇鍇 (大阪大学人文学研究科)

o08s:日本語を母語とする自閉スペクトラム症者の公開コーパス構築

発表者:鈴木あすみ(国立障害者リハビリテーションセンター研究所/東北大学大学院 文学研究科)、幕内充(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)、 和田真(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)、 中村仁洋(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)、 石井亨視(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)、 小磯花絵(国立国語研究所)

o09s:携帯メイルにおける絵文字の登場位置

発表者:山崎由佳(京都大学大学院人間・環境学研究科)

o10:「象は鼻が長い」構文が使われるのはいつか:文内要因の検討

発表者:吉田真大(千葉大学大学院人文公共学府)、伝康晴(千葉大学)



8月28日(水)インタラクティブセッション(1)

時間:16:00〜17:15
場所:Zoom/ブレイクアウトルーム


本セッション発表者による1分間の発表紹介(16:00 〜 16:15)

セッション冒頭の発表紹介1分×発表者12人


Aルーム (16:15 〜 17:15)

i1_A1s:『現代日本語書き言葉均衡コーパス』データに基づく字音接辞の共起成分データベースの構築

発表者:秦周漢(総合研究大学院大学 日本語言語科学コース)

i1_A2s:BCCWJとLINEにおける文末の三点リーダーと感嘆符「...!」の使用実態

発表者:浦温美(筑波大学人文社会科学研究群)

i1_A3:日本語学習者用の日本語・スロベニア語辞書のための読みやすいアクセント表記の試み

発表者:寒川仁衣菜(University of Ljubljana, Faculty of Computer and Information Science )、Jan Hrastnik (University of Ljubljana, Faculty of Mathematics and Physics)、Kristina Hmeljak Sangawa (University of Ljubljana, Faculty of Arts)

Bルーム (16:15 〜 17:15)

i1_B1s:使用実態から見た複合動詞の「非用」:『多言語母語の日本語学習者横断コーパス』に基づく分析

発表者:丁若峰(総合研究大学院大学・日本語言語科学コース)

i1_B2s:ダイナミック・システムズ理論から見た中国人日本語学習者が産出した作文の統語的複雑さの経時変化

発表者:王琳軒(中国人民大学)

i1_B3s:パタンマッチングによるオノマトペ候補語抽出の試み ーオノマトペ形態変換プログラムを用いてー

発表者:廉沢奇(神戸大学 国際文化学研究科)

Cルーム (16:15 〜 17:15)

i1_C1:医療記録に含まれる医療縮約表現の語構成と意味的な分類

発表者:相良かおる(奈良先端科学技術大学院大学)

i1_C2:日本語における外来語として取り入れられていない英語語彙の特徴

発表者:山崎誠(国立国語研究所)

i1_C3:字源から語彙を拡げる漢字学習方法研究における『分類語彙表』の活用

発表者:神谷佳那(杏林大学大学院国際協力研究科)、山田京子(早稲田大学)、Noriko K. Williams(前American University)、小山真理(文化学園大学)、小山由記(フリーランスエンジニア)、永澤よしゆき(ジャパン・ビット・イノベーション[JBI])、徳弘康代(名古屋大学)

Dルーム (16:15 〜 17:15)

i1_D1:日本語日常会話コーパスにおける助数詞の使用実態に関する分析-〈つ〉〈個〉への置き換えに注目して-

発表者:山本晃子(立命館大学大学院文学研究科)

i1_D2:議論の様相を可視化するモデル構築に向けたアノテーション方法の検討

発表者:下山田周平(江戸川大学基礎・教養教育センター)、納谷耕世(一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程)、浦野歩(国立国語研究所)、長田祥一(城西学園)、井上雄太(国立国語研究所)

i1_D3:修辞機能と脱文脈化による書籍の文体的特徴の分析 -専門度に焦点をあてて–

発表者:田中弥生(国立国語研究所)、柏野和佳子(国立国語研究所)、加藤祥(目白大学)



■ 2日目:08月29日(木)



8月29日(木)インタラクティブセッション(2)

時間:09:00〜10:40
場所:Zoom/ブレイクアウトルーム


本セッション発表者による1分間の発表紹介(09:00 〜 9:20)

セッション冒頭の発表紹介1分×発表者16人


Aルーム (9:20 〜 10:40)

i2_A1:『日本語ゲームコーパス(JGC)』の構築に関する中間報告―前期のアクションゲームに見られる量的特徴―

発表者:麻子軒(関西大学)

i2_A2:「国会図書館デジタル化資料全文テキストデータ」を利用した日本語研究の試み―特に「現代日本語」の通時変化をとらえることを念頭に置いて―

発表者:岡田祥平(新潟大学)

i2_A3:『分類語彙表』番号の多義語コードとしての検討―『計算機用日本語基本辞書IPAL』最重要動詞を用いて―

発表者:柏野和佳子(国立国語研究所)、大阿久志緒理

i2_A4:文法用語:翻訳と造語をめぐって

発表者:青山文啓(桜美林大学大学院)

Bルーム (9:20 〜 10:40)

i2_B1:『金光明最勝王経』平安初期点コーパスによる音便形の分析

発表者:柳原恵津子(国立国語研究所)

i2_B2:昭和女子大学近代文庫所蔵「與謝野晶子書簡」コーパス‐晩年の晶子の師弟関係と近江家を中心に‐

発表者:宮嵜由美(昭和女子大学)、鈴木雅弓(昭和女子大学)、竹下琴海(昭和女子大学)

i2_B3:ポップアップ辞書に向けての日本語形態素解析システムの設計・実装・運用

発表者:卿学童

i2_B4:日本語の統語構造から見た副詞の種類ごとの位置と分布

発表者:王琳軒(中国人民大学)

Cルーム (9:20 〜 10:40)

i2_C1:文学論文における思考動詞の使用状況―医学・農学・工学論文における使用状況との比較を通してー

発表者:向坂卓也(外交学院(中国))

i2_C2:学習者コーパス構築機構としての作文教育支援システムTEachOtherS

発表者:山口昌也(国立国語研究所)、徐 煉(国立国語研究所)、張 曦冉(国立国語研究所)

i2_C3:詩を通してみる中学生の日常の捉え方

発表者:加藤恵梨(愛知教育大学)、角谷昌範(愛知教育大学附属岡崎小学校)

i2_C4:高校生の手書き漢字における書き誤りの傾向

発表者:本多由美子(国立国語研究所)

Dルーム (9:20 〜 10:40)

i2_D1:Never-ending sentencesにおける「話し手のうなずき」

発表者:天谷晴香(神奈川工科大学)、臼田 泰如、 大野 剛

i2_D2:テ節終わりの形態とその節内に現れる副助詞の傾向について―オンラインコーパスBCCWJ,CSJ ,CEJCを対象として―

発表者:千葉小百合

i2_D3:曖昧な情報要求・その言語的表現の特徴の探索

発表者:森高楓(千葉大学文学部)、松香敏彦

i2_D4:日常会話の中のシーンの移行に関する分析

発表者:川端良子(国立国語研究所)、中野 幹生(株式会社 C4A研究所)



8月29日(木)口頭発表(4)

時間:10:50〜12:05
場所:Zoom

o11:ビット表現を用いた日本語テキストの正規数性の評価

発表者:田窪洋介(新居浜工業高等専門学校・電気情報工学科)、浅原正幸(国語研究所)、山崎誠(国語研究所)

o12:アニメ・ゲームのスクリプト分析における形態素解析の問題点

発表者:小川満梨奈(愛知淑徳大学)、山本裕子(愛知淑徳大学)、岩﨑理紗(愛知淑徳大学グローバルカルチャー・コミュニケーション研究科)

o13:『子ども版日常会話コーパス』モニター版の概要

発表者:小磯花絵(国立国語研究所)、石本祐一(ものつくり大学/国立国語研究所)、居關友里子(国立国語研究所)、江口典子(国立国語研究所)、柏野和佳子(国立国語研究所)、川端良子(国立国語研究所)、田中真理子(国立国語研究所)、田中弥生(国立国語研究所)、西川賢哉(国立国語研究所)



8月29日(木)招待講演(2)

生成AIとの対話を深める言語学

時間:13:00〜14:00   場所:Zoom
発表者:佐野大樹(Google合同会社)



8月29日(木)インタラクティブセッション(3)

時間:14:10〜15:25
場所:Zoom/ブレイクアウトルーム


本セッション発表者による1分間の発表紹介(14:10 〜 14:25)

セッション冒頭の発表紹介1分×発表者12人


Aルーム (14:25 〜 15:25)

i3_A1:上昇下降調と会話形式の関連性―「日本語日常会話コーパス」を用いて―

発表者:李海琪(浙江大学日本語科)

i3_A2:日本語日常会話コーパスにおける会話場面と発話速度の関係

発表者:石本祐一(ものつくり大学/国立国語研究所)

i3_A3:日本語における/ei/母音連続の発音

発表者:Katarina Hitomi Gerl(カタリーナ・ゲール)(University of Ljubljana, Faculty of Arts, Japanese Studies(リュブリャーナ大学、文学部、日本研究講座))

Bルーム (14:25 〜 15:25)

i3_B1:中上級日本語学習者の振り返り要素の変化―日本語学習者の振り返りコーパス(RCLJ)から―

発表者:Jieun Ahn(長崎外国語大学(非常勤講師))

i3_B2:対象を示す格助詞性複合辞とそれに対応する中国語表現

発表者:丁文静(國學院大学)

i3_B3:辞書反転とオープンデータを元にしたスロベニア語・日本語学習辞典の構築

発表者:クリスティナ・フメリャク寒川 (Kristina Hmeljak Sangawa)(リュブリャナ大学 / University of Ljubljana)、Laura Barovič Božjak、 Nadja Bostič、 Katarina Hitomi Gerl、 Jan Hrastnik、 Nina Kališnik、 Sara Kleč、 Eva Kovač、 Nina Sangawa Hmeljak、 Jure Tomše and Tomaž Erjavec

Cルーム (14:25 〜 15:25)

i3_C1:漢語「是非」の用法の拡張:語用論的配慮の表現

発表者:髙橋圭子(東洋大学・慶應義塾大学)、東泉裕子(東洋大学)

i3_C2:個人的な緊急事態:X (Twitter)における「待って」の分析

発表者:落合哉人(国立国語研究所)

i3_C3:チャットにおける符号使用の印象評価のための予備的分析

発表者:岩崎拓也(筑波大学)、市江愛(東京都立大学)、井上雄太(国立国語研究所)

Dルーム (14:25 〜 15:25)

i3_D1:ごっこ遊びにおける養育者の関与

発表者:居關友里子(国立国語研究所)、小磯花絵(国立国語研究所)

i3_D2:家庭における子どもの談話の脱文脈度の観点からの分析

発表者:田中弥生(国立国語研究所)、小磯花絵(国立国語研究所)

i3_D3:パン作りの場面における親子の会話から見るオノマトペの使用についての考察

発表者:江口典子(国立国語研究所)



8月29日(木)口頭発表(5)

時間:15:35〜16:50
場所:Zoom

o14:漢語の連体形の諸相―辞書記述の精密化に向けて―

発表者:庵功雄(一橋大学)

o15:A corpus-based cognitive semantic analysis of the polysemy of the Japanese temperature adjective tsumetai

発表者:Wang Haitao(Kyoto University)、Huang Haihong(Kyoto University)、 Zhong Yong(Nanjing University of Aeronautics and Astronautics)

o16:小説のセリフの書き分けに使われる文末形式

発表者:佐藤理史(名古屋大学大学院工学研究科)



8月29日(木)クロージング

時間:16:50〜17:15
場所:Zoom



 

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